中古住宅物件内覧時に注意するポイント

中古住宅 物件内覧時に注意するポイント

中古住宅の購入で最も気になるのは、
『この家、買ってだいじょうぶかな?不具合ないかな?』
『どこまで直して、どこを現状のまま活かせるのかな?』
 
など、どう判断してよいのかを明確にしたいですよね。
 
そこで住宅のプロがおすすめする、内覧時のチェックポイントをいくつかご紹介します。
 
 

内覧時に用意していきたいもの

中古住宅 物件内覧時に注意するポイント

①スマホ また カメラ
これは大体、普通に皆さんお持ちかもしれませんね。
物件の写真を撮りまくる!と同時に、
物件の周辺情報をマップで確認することもお勧めします。
 
学校は?病院は?交通機関は?商業施設は?
物件案内にも記載はあるかもしれませんが、
実際にマップで確認するとリアルな距離感や
利便性を感じ取ることができるはずです。
 
②ペンとメモ用紙
これは、不動産業者が用意してくれるはすの間取り図などにメモするためのもの。
念のためメモ用紙なども用意して、気になる点などは逐一メモする!
 
③メジャー
物件の間取り図からおおよそは読み取れますが、
お気に入りの家具や新生活が始まるときに購入したい家電などのサイズも下調べをし、
ちゃんと納まるのか?どこに置けるのか?など確認してください。
 
内覧時のチェックポイント
 
①外壁や基礎などのひび割れなどの発生状況
建物は単純に築年数だけでは測れない劣化の状況があるものです。
以前住まわれていた方がどれだけメンテナンスをしていたのか?
周囲の環境や、新築時の建材や建て方にも劣化は左右されるもの。
 
②内装 特に壁や天井のシミや変色
単純な汚れという場合もありますが、
壁や天井のシミや汚れは、雨漏れが起因していることが多いです。
その場で判断はつかないかもしれませんが、
もし気になったら写真など取っておくこと。
専門家に相談してみることをお勧めします。
 
③ドア 窓 建具などがスムーズに動くか?
とにかく、窓やドア 障子やふすまなど、しっかり動かしてください。
サッシなどは開け閉めをして、窓とサッシ枠に隙間などないか?
カギはきれいに締まるのか?がたつきはないか…
これらをチェックしてみてください。
もしかしたら、建物が傾斜してたり、歪んでいる可能性があります。
(もちろん、許容範囲はありますが…)
 
④床の沈みこみがないかをチェック
部屋や廊下など、細かく足を動かして、
床に沈み込むような箇所がないかをチェックしてみて下さい。
築古の物件は、床下に防湿コンクリートが打っていない物件があり、
特にそういった物件は床下からの湿気で床材の腐食が発生し、
シロアリの発生なども疑われるケースがあります。
 
⑤水回りのチェック
ただ、キッチンやお風呂が新しいか古いかだけでなく、
排水部などの付近に漏れた形跡(シミや汚れなど)がないかをチェック。
 
水回りの漏水は、構造材に関わる劣化を引きおこる原因にもなります。
そう言った物件は補修費用も馬鹿にならないケースがありますので、
慎重にチェックしましょう。
 
 

お勧めは、内覧時に建築に詳しい専門家を同行させること

中古住宅 物件内覧時に注意するポイント
全ての方ができるとは限りませんが、
もしお知り合いなどで建築士さんなどいらっしゃれば、
内覧時に同行してもらうことはお勧めします。

業者の言いなりになってしまっては、
もしかしたら見えないものを見えないまま、購入することになり、
後日多額の補修費用が掛かるなんてことも想定されます。
 
また、ワンストップ型のリノベーション会社に依頼することもお勧めです。
不動産~設計~施工~アフター まで一貫して行える会社なら、
物件案内時にも構造や建物の不具合、その対処法などまで親身になって相談していただけます。
 
是非、あなたのお住まい探しのヒントにしてみてください。

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